もう、6月になってもうた~。
と驚愕しています、京都の織屋、岡本織物でございます。
毎日毎日金襴の事ばかり考えて、あっという間に上半期が終わりそうです。がんばって夏越祓(なごしのはらえ)に行かなくちゃ!(今から気合を入れないとあっという間に7月になってしまって行き逃してしまいますから・・・。
今日の金襴織屋の金襴探しは、祇園です。祇園といえば、京都の花街。日本といえば祇園。
ですが、だいぶと京都風情は消えつつありますのでお役所の方々には美しい日本の景色を守っていただけるようお願いいたします。
今日は金襴地をご紹介できます。場所は東山区花見小路通富永にあります大西ビルにはまりこんでいたお地蔵さんの祠の中。
屋根がふっくらとしていて祇園らしいですね。
延命地蔵大菩薩さんです。おべべに金襴地が使われております。赤地の唐花紋様ですね。
この祠についている鍵フックはたぶん地蔵盆の時などに戸帳などをかけるフックなのかしら。
端正なお顔で瞑想をしてはりますね。
西陣の西陣織屋で金襴を日々織っています岡本織物、身近に金襴製品を、という思いで「西陣織 正絹金襴印鑑ケース」を作りました。どうぞご覧下さい。
テーブルランナーを飾り台などに掛けていただき生活に輝き☆を
素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。
今日の西陣の織屋の賄いは、小芋さんとするめいかのゴロ炊き。冷奴でございました。白ご飯の左上に見えますのは昨夜炊いた山椒昆布でございます。