こんにちは。もう17日。下旬に近づきつつあります。あわわわ。
京都で毎日毎日、金襴という織物に囲まれて仕事をしております岡本織物株式会社と申します。
金襴織屋なのですが、織屋という素材の製造業の仕事の悲しさ、うちの布地がどのように使われているのか、実物をあんまり見たことがありません。いや、金襴織屋ですので仏具屋さんなどで販売しているのを見たことはございます。そうではなくて、市井で実際に使われている物を見たいのでございます。
と、言う事で探し始めました。金襴を。本来の用途、神社仏閣の荘厳としての金襴を探し、京都の街中に沢山いはるお地蔵さんに使われている金襴を探し。
しかし、晴れの日用の布地ですのでお寺にもあんまり掛かっておりません。ちなみにお寺で使われいてる金襴地には「打敷」「戸帳」「幡」等がございます。
普段使いようの金襴地はたまに掛かっていますが、確立は半分位ですかね?
そんなこんなで金襴を探している間にお地蔵さんや神社仏閣の面白さに目覚めましてん。「金襴を紹介するブログ」のはずが、「お地蔵さん紹介のブログ」の方がエントリー数の多い現実・・・。
今日のブログも深草直違橋(すじかいばし)9丁目のお地蔵さんのご紹介です。