こんにちは。
西陣で金襴を織っています岡本織物です。
今日は小豆島の遺跡について。
小豆島 池田の桟敷
変わったものを見かけました。「あれ、何?お城の城壁にしては大胆すぎる!」と言うことで現地拝見。駐車場にもなってるのかしら・・・。
ここの場所は一体何なのでしょう。
立派なお社もあります。ますます不思議。神社の遺跡・・・?
池田の桟敷という場所らしいです。
なんと、桟敷席!
自然の地形を巧みに利用した切石積みの傑作である。桟敷の規模は幅64メートル、6~7段の階段からできており高さは約15メートルもある。古代ギリシャの野外劇場を思わせる桟敷であり、秋祭りの太鼓台や神輿の大練を見物するために築かれたものと思われる。構築年代については立証すべき資料が見当たらないが、亀山八幡宮古図面から安政2年(1855年)以前の築構と推定される。この桟敷の特徴は規模の大きさもさることながら、桟敷の一つ一つを村の有力者その他が占有していたが、後になってそれを売買できる仕組みになった事である。なお、亀山八幡宮の祭礼は10月16日である。—池田町教育委員会
だそうです。素晴らしい。なんと大胆な桟敷席。
石垣造の野天桟敷で国の重要有形民俗文化財となっています。
今では使われてないのかしら。勿体無いわ。と思いましたら現在も使われているようで、写真を見つけました。
素敵じゃないですか。迫力あるやろな。
登ってみると中々の急斜面です。階段がちょっと怖い。
大胆な階段です。
面白いなあ。着飾った人たちが来てはったんでしょうね。
桟敷の上から真下を見たところ。
狭いところと広いところがあるのです。狭いところは座るのが大変そうです。そしてお年を召した方には桟敷に座る事自体がアドベンチャー。
このようにとても良い見晴らしです。海を見ながら色々な催しを見るなんて素敵過ぎます。演劇とか観にいきたいわ!
とても良い景色ですよね。
中々時間もなくて観にいきたい観にいきたいと思いながら演劇を見る機会もないのですがここで見て見たい。しかし、小豆島に行くのも大変!でも行ってみたいですね~。
西陣の西陣織屋で金襴を日々織っています岡本織物、身近に金襴製品を、という思いで「テーブルランナー」を作りました。どうぞご覧下さい。
クラッチバッグ等も作っております。弊社の金襴地をこのように使えます。
素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。
今日の賄いは、鯖と京芋の味噌煮、蛸のサラダでございました。