こんにちは。
昨日のブログで「もう1月の晦日!」と言っていましたが、ついに2月になりました。節分やないですか。あわあわ。太巻きと鰯の用意して40歳だけど振袖着てお化けになって吉田山にお正月飾り持参でお参り行かないと!!あ、振袖持ってない!
さてさて、京都の金襴織屋、岡本織物、今日も織物織っています。
金襴を織り続けて100年以上。
だけれど紺屋の白袴で製品になったものをあまり見たことがありません。何せうちとこは織屋で、織られた物は仕立てられてそのまま神社仏閣に納められます。
うちの布ってどんな所で使われているんやろ?そんな疑問から隙を見つけては金襴を探しています。
我が社の金襴は神社仏閣の荘厳に使われたり、お袈裟になったりします。という事で見にいくべき場所はお寺。しかし、金襴の荘厳はそのお寺の「宝物」ですので滅多に掛かっていません。特にうちとこの金襴は桐箱に納められてしまっている率が高いのでよほどの仏事でないと見られない。ということは仏事には一般人が堂々と入っていける機会も少なく、中々我が社の金襴を見ることは叶わないわけです。そうだ!京都に沢山いはるお地蔵様に金襴のおべべがかかってる!
ということでお地蔵さんウォッチも始めました。
するとお地蔵さんの個性豊かっぷりに、私、射抜かれましてん。
今日のお地蔵さんの祠はなんだか豪華!きんきらです。
お地蔵さんは町の防火にも一役買っています。玉石の上にお地蔵さん。
地蔵菩薩御真言 おん かかか びさんまえい そわか さあ、唱えましょう。訳すると「オーム、ha・ha・ha(地蔵菩薩の種字を3回唱える)、希有なる御方よ、スヴァーハー」という意味だそうです。オームとは神聖視される呪文、スヴァーハーとは神々に捧げられた供物。
地蔵菩薩 (じぞうぼさつ)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。
サンスクリット語ではクシティ・ガルバ(क्षितिघर्भ [kSiti gharbha])と言う。クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」としている。また持地、妙憧、無辺心とも訳される。三昧耶形は如意宝珠と幢幡(竿の先に吹き流しを付けた荘厳具)、錫杖。種子(種字)はカ (ha)。
大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされる。一般的には「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶお菓子が供えられている。
一般的に、親しみを込めて「お地蔵さん」、「お地蔵様」と呼ばれる。wikipediaより
あら、折角写真を撮ったのに、ぼけぼけです。
小さめのお地蔵さんが沢山入ってはります。
皆赤いおべべでかわいらしおすな。
この台座の部分の佐綾型がすぱっとかっこいいです。中々凝った造りの祠ですね。今日も西陣金襴家のブログをここまでご覧になってくださってありがとうございました。
さて、ここでお知らせを。
https://okamotoorimono.com/sale/←こちらで金襴小物の半額セールをしております。
ただ今2014年2月1日現在、残っている物は下の画像の6点です。
良かったらご覧ください♡
匂い袋も絶賛販売中☆