こんにちは。
京都で織物を織っております金襴織屋の岡本織物株式会社です。
1月も8日になりました。今朝は久しぶりに冬らしい朝でした。しかし、雨も多いし、不思議な気候です。
今日はすごい日なんです。
西遊記で有名な玄奘三蔵法師が645年にシルクロードを通った16年ものインド往復の旅から帰国しはった日。
玄奘三蔵法師はインドへの旅が有名ですが、その旅で持ち帰った「サンスクリット語で書かれていた経典」を漢語に翻訳するという壮大なプロジェクトに挑んだ方です。持ち帰った経典全体の約3分の1までしか翻訳出来なかったようですが、辞書も無い時代に、異国語から母国語を選びなおして訳するなんてほんまに大変だったと思います。
皆様も触れたことがあると思います。「般若波羅蜜多心経」の訳は玄奘三蔵法師です。ちゃんと般若心経の経本に「玄奘三蔵」と書いてあります。初めて気が付いた時にはあの西遊記の玄奘三蔵法師が!!と感動しました。
今日も岡本織物は金襴を探してお地蔵さん見物。金襴は掛かっておりません。大阪の日限地蔵院さんを訪ねました。
大阪市中央区釣鐘町2丁目です。大阪城の西側、朝の連続ドラマで今の時代にも有名にならはった五代友厚さんが作った「大阪商工会議所」の北北東。
ちなみに私のブログ、大阪商工会議所 若宮商工稲荷神社に五代友厚さんの銅像なども載せてあります。
たそがれ時に訪ねたせいか、提灯に灯がともっていました。
「身代不動明王」「永泰地蔵尊」の2体らしいです。確かに写真の左下にお不動さんが2体。お地蔵さんが1体。石灯籠とおみくじ機。
永泰地蔵尊さん。モヘアのおべべが可愛らしい。
身代不動明王だと思われる水掛不動が2体。
水を出した場合はちゃんと締めないとあきまへんで。
おみくじさんの需要もぼちぼちあるようで、結び付けられていますね。
日限地蔵院さんは真言宗 国分寺派の寺院。
日限地蔵(ひぎりじぞう)というのは「日を限って祈ると願いが叶えられる」といわれる地蔵菩薩の事なのです。その際、日にちは自分で決めても良いのでしょうか。縁日が決まっているのかしら・・・。
大阪にもお地蔵さんが沢山いはります。日本全国お地蔵さんを集めたらいったい何体いはるんでしょう。
日限地蔵院さんはブログを書いてはります→http://e-ojizosan.jimdo.com/ どうぞお地蔵さん見物の際はご参考になさってください。
今日の賄いは、カニシュウマイと豚肉シュウマイ。年末に頂いたへしこも焼きました。見た目は悪いけれどしみじみ美味しい。