繊研新聞 2017/12/12 一面掲載

繊研新聞 2017年12月12日 一面に掲載していただきました。

繊研新聞 2017年12月12日 一面に掲載

欧米視野に用途開拓

繊研新聞 2017/12/12 一面掲載

繊研新聞 2017/12/12 一面掲載

繊研新聞の2017年12月12日号の一面に掲載していただきました。

岡本織物(京都市 岡本圭司社長)は京都・西陣の伝統織物である金襴で、用途開拓を本格化する。ファッション衣料やバッグ、インテリアなど多様な分野に向け、国内だけでなく、欧米市場も視野に販売する考え。

同社は100年以上続く金襴織物の老舗で、現社長で5代目。絹糸と金、銀箔糸などを用いたジャカード織物は神社仏閣の衣装や戸帳、茶道具などに使用されてきた。

高級織物として知られる金襴の需要が減少するなか、同社は2年前からオリジナル柄を開発、国内のテキスタイル点等に出展して市場の開拓を進めている。自社内の手機を中心としたジャカード織物は70cm巾。1日に手機なら30cm、力織機でも数メートルしか織りあがらない。手間ひまをかけた職人技術が持ち味だ。立体的で緻密な高級感と、光の当たり具合で華やかさも清楚さも表現できる光沢などが話題を呼び、欧州デザイナーとの協業でバッグやドレスなどに商品化され、販売されてきた。

これまでに開発したのは唐花、雪輪、バラ、葉脈、独楽つなぎ、水玉など、現代生活に違和感無く取り込める約30柄。全て5mから販売する小ロット対応も実現、柄の別注にも応えながら新たな市場との取り組みを広げ受注を拡大する。岡本絵麻専務は、「1000年続く西陣で、金襴はその時代時代に世界各地のデザインを取り込んで成長してきた。今また新しい成長をとげていきたい」と話す。

記者さん、さすがです。私の話をここまで端的にわかり易くまとめてくださって、私共も非常に勉強になりました。

これからも、西陣岡本一同、西陣の絹織物を後世につなげるために良い物を織っていきたいとおもいます。

掲載されいてる写真はこちら。玉虫色に輝く緞子地です。

玉虫の緞子地

玉虫の緞子地

写真を撮影してくださったのは MTRLKYOTO 田根佐和子氏。皆様、ありがとうございます。

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