西陣 岡本のブログ

皇室の名品―近代日本美術の粋in京都国立近代美術館 西陣織 正絹 金襴

皇室の名品 ―近代日本美術の粋
皇室の名品 ―近代日本美術の粋

皇室の名品 ―近代日本美術の粋

あけましておめでとうございます。1月6日、京都西陣織屋、岡本織物の仕事始めでございます。
今年も何卒よろしゅうお願いいたします。
昨年楽しく過ごせた方はより楽しく充実した生活を、あまりいけてなかったな、という方はそれを払拭してよいお年になるよう京都西陣の片隅から祈っています。

さて、仕事始めのブログは・・・我が社の仕事でもお地蔵さんでもございません。正月休暇中にやっと行けた京都国立近代美術館の「皇室の名品」展について。
昨年の11月からでしたので11月から行きたい行きたいと思っていたのですが、仕事に子供関係に忙殺されて、やっと行こうと思い立ったら子供の具合が悪くなったりで、終了間際ぎりぎりの鑑賞になりました。

一言。素晴らしかった!

入場してすぐに昭和20年5月の空襲により桜田濠沿いの現在憲政記念館がある場所にあった軍の参謀本部が爆撃されて炎上した際の火の粉によって焼失してしまった明治宮殿の一部分を再現した空間があります。
今のプリンターすごいですね!いえいえ、プリンターもすごいですが、あの空間は素晴らしかったです。
空間の再現にも圧倒されましたが、そこに実際飾られていた作品が今回展示されていました。
海野勝珉((うんの しょうみん=1844~1915年)の水戸生まれの彫金家。)さんの蘭陵王(らんりょうおう)置物の迫力!

蘭陵王置物(らんりょうおうおきもの)

蘭陵王置物(らんりょうおうおきもの)

http://www.kunaicho.go.jp/culture/sannomaru/syuzou-19.html 宮内庁様より

はっきりいってこの画像では伝えられません。是非、実物をご覧ください。京都での展示は2014年1月13日(月・祝)までです。

川島織物の綴織物にも感動しました。じわっと出る涙。

綴、刺繍、彫金、陶磁、木彫、牙彫、七宝、多種多様な宝物が展示されていましたがどれもこれもほんまに素晴らしい。ブログに書きたいと思う展示には中々出会わない中、ほんまに行けて良かったと思っています。

そしてすごく残念なこと・・・前期と後期に展示が分かれていたらしく入れ替えがあったようで、ほんまに・・・なんとか11月にも行けばよかった、と後悔しきりです。

私は金襴織物を生業としていますが、魂を削るかのような仕事達を観ることが出来て、非常に自分自身を振り返りながら拝見していました。

とても素晴らしい展覧会だったので日本各地を巡るのではないかと思うんですが・・・今軽く調べてみても見当たりません。京都以外の方、「皇室の名品」が展示された時には是非、行ってみて下さい。

関西の方、成人の日まで開催中ですので万難排して是非、ご覧になられることをお勧めします。

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