京都も連日、雨が降ったりじめじめとしけったり不穏な天気が続いています。豪雨の被害に遭われた方々にはお見舞いの言葉もございません。どうぞ、なるべく体にお気をつけてお過ごしください。
我が社は金襴織屋なのですが、金襴は一体どういうところに使われているのか?という興味からお寺やお坊さんを探しています。金襴はお寺の宝物になるものなので普段は中々使われていません。ああ、金襴織屋の紺屋の白袴です。うちの社内以外で金襴を見ることは適わないのだろうか・・・。しかし、社内には仕立てられた金襴製品はあんまり無いのです。布の状態ばかり。仕立てられたものを見たい!
そうだ!お地蔵さんのおべべとして金襴が使われている事があるじゃないか!
ということで私のお地蔵さんウォッチングが始まりました。
始めてみますとお地蔵さんの個性豊かな事。
京都市内には、道のいたるところにお地蔵さんがいはります。町内町内で可愛がられているお地蔵さんがたくさんいはるのです。素晴らしい事ですね。
そのようなお地蔵さんを可能な限り訪ね歩き、私のブログにまとめてあります。
神社仏閣がテーマ→https://okamotoorimono.com/category/templeshrine/
道々のお地蔵さんがテーマ→https://okamotoorimono.com/category/jizo/
今日は丸太町の十二段屋さんの門口にあったお地蔵さんです。初めてしゃぶしゃぶを始めた花見小路の「祇園 十二段屋」さんと同じグループかと思っていたら違うようですね。祇園の十二段屋さんはしゃぶしゃぶが名物で丸太町の十二段屋さんはお茶漬けが有名。
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十二段屋さんの玄関口にお地蔵さんが鎮座ましてはります。格子の隙間から失礼。
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み・みえない・・・。残念ながら全貌を見ることは適いませんでした。
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お店の西側にいはります。
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地蔵盆の時には通りかからなかったのですがお洒落してはったのかな。雪洞みたいな菊が可愛いですね。
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