瑞宝単光章

2011年 春の瑞宝単光章 受章のお知らせ

当社前社長で西陣織金襴の手機織物の伝統工芸士である、岡本忠雄は、平成23年6月18日(土曜日)、春の叙勲にて「瑞宝単光章」を受章致しました。
6月17日(金)の閣議において決定され、4月29日(金)に遡って発令されたものです。
社員一同受勲を心より喜んでおります。

本人も、皆様のご支援、ご厚情の賜物と深く感謝致しております。
こころよりお礼を申し上げます。

今回の受章を励みに、更なる岡本織物株式会社の伝統的な金襴織物を進化・継承させていきます。
今後ともご支援・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

受章の背景

岡本忠雄は1960年から51年西陣織金襴の製織に従事してきました。
家内制手工業で生まれ育ち、長男として入社前から家業を手伝い、弟妹を育てながら手機を習熟、力織機の導入習熟、新しい金襴の製造などに多大な貢献をし、1986年に当社を株式化した中心人物です。
西陣織金襴をより美しく織りあげる努力を続けてきたことが今回の受賞の背景です。忠雄は現在主に夏物金襴、紗織物を織る職人として日々従事しています。

西陣岡本 伝統工芸士 岡本忠雄
西陣岡本 伝統工芸士 岡本忠雄
瑞宝単光章
瑞宝単光章
瑞宝単光章
瑞宝単光章

及川光夫氏(意匠紋紙工業協同組合)と共に「瑞宝単光章受章記念祝賀会」を2011年10月19日に京都ブライトンホテルで開催して頂きました。ありがとうございます。

<叙勲とは>

叙勲は、国家又は公共の為に功労のあった方を対象に勲章が授与されるものです。
日本の勲章は、大勲位菊花章、桐花大綬章、旭日章、瑞宝章、文化勲章、宝冠章の6種類があります。
春秋叙勲は、毎年2回、春は4月29日、秋は11月3日に発令され、受章者には、所管大臣(一部、都道府県知事)による伝達式が行われ、授与後、受章者は勲章を着用し、配偶者同伴で皇居にて天皇の拝謁が行われます。

<瑞宝単光章とは>

瑞宝章は明治21年に制定された、公務などに長年にわたり従事し、成績を挙げた方に男女に共通して授与される勲章です。
勲章のデザインは、古代の宝であった宝鏡を中心に大小16個の連珠を配して、四条ないし八条の光線を付し、鈕※(章と綬の間にあるもの)には桐の花葉を用いています。

瑞宝単光章

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