京都新聞

2017年8月29日 京都新聞に掲載されました。

2017年8月29日 京都新聞 夕刊 1面に掲載されました。

大手百貨店、髙島屋様との協業について掲載されています。

髙島屋様が日本の伝統や文化に着目し、”新しい価値”をプラスした魅力あるものづくりをお客様にご提案する「TAKASHIMAYA NIPPONものがたり」を半期に一度髙島屋で開催していらっしゃいます。

今期は9月6日より西陣で100年以上続く弊社、西陣岡本と髙島屋の協業を発表し、販売をスタートいたします。
髙島屋のバイヤーと弊社のデザイナーで細かい打ち合わせを重ね、イタリアの方に好まれる「ひなぎく」をイメージした正絹の緞子地を織り、「イタリアンブランド ZANELLATO」がその布地を裏地に使い今人気の型「NINA」へ作り上げました。こちらのバッグは大阪、京都、日本橋、横浜、玉川の髙島屋5店舗、2階 サロン ル シック セレクト内で販売します。

バッグを開けたら艶やかな正絹地が出てきます。それは裏地を艶やかにする事に粋を見出した日本人の心をときめかせる心意気だと思います。
どうぞ、ご覧ください。

2017年8月29日 京都新聞
2017年8月29日 京都新聞

TAKASHIMAYA NIPPONものがたり」instagram→nippon_monogatari_takashimaya

西陣の技 和洋意匠一つに 伊ブランド

法衣や社寺の飾りに使われる織物生地を手がける京都・西陣の会社が、百貨店大手の高島屋やイタリアの鞄ブランドと協力し、西陣織を生かしたハンドバ ッグを開発した。法衣の文様のパターンとイタリアの国花ヒナギクを生地のデザインに組み合わせ、和洋両面の味わいを持つ製品を作り上げた。会社関係者は「商品を通して西陣織の技術の高さを知ってほしい」と期待している。

高島屋協力ハンドバッグ開発

「西陣 岡本」のブランドで商 品を展開している岡本織物(京都 市上京区)。金糸を織り込んで柄を表現する金欄生地を手掛け、寺院の堂内を飾る敷物や幕、僧侶の法衣などを製造してきた。

西陣織の用途開拓に乗り出した のは約2年前。和装の需要減少に直面する職人の仕事を増やすため、伝統工芸士の岡本圭司さんとデザイン担当の妻絵麻さん=とも に(44)=が中心となり、織物を用いた犬の首輪やタンブラーを開発してきた。布関連の展示会などに顔を出す中、高島屋のバイヤーと知り合い、日本の伝統工芸を生かした同社のシリーズ製品「NI PPONものがたり」の新商品を企画することになった。

共同開発のパートナーはイタリアの鞄ブランド「ザネラート」。 革製バッグの人気モデル「NINA」の裏地に、岡本織物の生地を使用した。円形の文様が等間隔で並ぶ法衣の柄を参考に、絵麻さんがヒナギクの文様をデザイン。ワ インレッドを基調としたつややかな紗子地に織り上げた。鞄の口を覆うカバーを開くと、裏地のヒナギク文様が現れる仕掛けだ。

岡本さん夫妻は「西陣は今、産地として停滞気味だが、頑張っている職人さんも多い。新たな仕事を作り、後継者の確保につなげた い」と意気込んでいる。ハンドバッグは、京都や大阪などの高島屋5 店舗で9月6日に発売する。価格 は5万5520円。(近藤大介)

お客様の為に、西陣岡本は素敵な絹織物をご提供し続けます。

どうぞ、お気軽にご相談ください。

最新のお知らせ