西陣織 正絹 金襴 荒磯紋様~西陣織屋の織物

こんにちは。京都の 西陣織 正絹 金襴織屋岡本織物です。
今日の 西陣織 正絹 金襴 の柄は「荒磯紋様」をご紹介いたします。
荒い磯、波しぶきが泡立ち、飛び跳ねる、とても威勢の良い海です。

西陣織 正絹 金襴 荒磯紋様

西陣金襴荒磯
西陣金襴荒磯
西陣金襴荒磯
西陣金襴荒磯

この波は楽しく泳ぐ感じの海ではありません。「荒磯」です。泳いだら波に叩きつけられて小さなカラス貝やフジツボががみっちり付いたがりがりの岩にこすられて傷だらけになりそうです。

波がざっぱーん!東映のオープニングを思い出します。東映のオープニング映像、あの映像は「千葉県の犬吠崎」だそうです。

約20年前、千葉の犬吠崎の小さな港の食堂に入ったら、その食堂の前の車の陰で鶏を3羽さばきだして、出来立てほやほやの鳥刺しをご馳走になったなあ・・・等と思い出して遠い目をしてしまいました。あの食堂、まだあるかなあ。

・経糸:正絹、緯糸:正絹 ・紛金糸、紛金箔糸使用

布巾:約70センチ。両端に耳と呼ばれる無柄の部分が約8ミリづつあります。柄のある部分は約68センチ

こちらの 西陣織 正絹 金襴 地はお買い求めの際気をつけていただくことが何点かあります。

1:本金箔、本金糸ではないのでゴム(「ゴム」ではなくて「硫黄成分」に弱いので身近な所では輪ゴムなどに硫黄が含まれているのゴムと書かせて頂きました。)と直接触れ合わないようにしてください。長時間触れると変色する可能性があります。
2:本金箔、本金糸ではないでの日光による退色があります。普通にお出かけに使うくらいなら大丈夫ですが、保管の際は暗い所での保管をお勧めします。
3:金箔、金糸の光りを綺麗に出す為にとても細い糸で押えてあります。摩擦に弱いのでお気をつけ下さい。
4:水にぬれてしまうと色移りする可能性があります。ぬれてしまった場合などは衣服への色移りなどにお気をつけ下さい。

 

「 西陣織 正絹 金襴 荒磯紋様」とフェイクファーでこんなポーチを作ってみました。

ファーと西陣織 金襴荒磯紋様 ポーチ
ファーと西陣織 金襴荒磯紋様 ポーチ
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