明日はお雛様ですね。皆様いかがお過ごしになられますか?
我が家ではがんばってお雛様を出しました。子供も喜んでくれます。
お雛様っていいですね。
先日行った「2013年 吉田神社の節分祭」に行った時にちょっと遠回りして探したお地蔵さん。
お地蔵さん・・・?にしては大きい。「大日如来様」でした。大日如来様については以前一生懸命調べてみた事があります。
如来とは:
如来とは悟りを得たものです。ブッダ。
たぶん、ブッダと言えば、ゴータマ・シッダールタを思い浮かべる人も多いでしょうが、ゴータマ・シッダールタは悟りを得る前の釈迦。
そしてゴータマ・シッダールタはインドの王子様だと思っていましたが、ネパールのルンビニで誕生されました。
インドではなくてネパールです。
その王子様が何を思ったか修行をしだして釈迦=ゴータマ・シッダールタは菩薩となり、悟りを得て、ブッダ=如来となられました。
御真言は 「おんあみりたていせいからうん 」
大日如来は、梵名はマハー・ヴァイローチャナ。色々調べた結果、「大日」は「中心の存在」のようなものではないかと私は思っています。
そんな大日如来様が2人も。大日如来さんは悟っているのでど~んと座禅を組んでうろうろ動き回るような事はしはりません。観音様はいつもで衆生を救いにいけるように立ち姿なのですが。
大日如来様でもやはり前掛けはされてしまいます。
ここは京都大学農学部の南側。
吉田山の節分際がキーワードとして出てくる京都を舞台とした小説があります。
森見登美彦 きつねのはなし
京都に住んではる人だったら知ってる地名が出てきて「あそこがこんなに神秘的に思えるとは!」「あの骨董品屋さんとかそんな雰囲気やわ~」等と面白いと思います。著者が京大出身なので吉田山、一乗寺、下鴨方面がテリトリーだったのかしら。京大出身の知り合いが西陣方面に住んでいるのですが、学生時代を引きずっているのか「ここらへんは同志社の縄張りだ。俺が住んでいいのかと思う」と言っててビックリした事があります。バンカラですなあ。
西陣の西陣織屋で金襴を日々織っています岡本織物、身近に金襴製品を、という思いで「テーブルランナー」を作りました。どうぞご覧下さい。
クラッチバッグ等も作っております。弊社の金襴地をこのように使えます。
素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。