おおきに。京都西陣金襴屋の岡本織物のブログを読んでくださる方々どうもありがとうございます。
日本には英語でJapanese tea ceremonyと呼ばれる「茶道」という文化があります。
Japanese tea ceremonyはとても有名なもので、外国でも「侘び寂び」という言葉は広く知られていると思います。
自分が育てた、見つけたお道具は宝物です。どなた様でもお気に入りというものがあるはずです。食器、仕事の道具、おもちゃ。その中でもお茶のお道具は仕覆という呼ばれる布の袋に入れてもらい、桐箱に安置されます。
我が社の金襴で、仕覆を仕立ててみました。
↑この仕覆はガラス茶碗に合わせて仕立てていただきました。ガラス作家 東敬恭 Azzurro glassstudioさんの作品です。
宇宙みたい☆素敵な器ですね。こんなん集めてみたいわ~。
冒頭で書きました、私なりの「侘び」はこの透けた向こうに垣間見える日常風景でしょうか。
重ねて収納したいというご要望で器の間に敷く薄いお座布団も。ひだを寄せて整えてます。
このように重ねて・・・現代の住宅様式ではスタッキング出来る食器が基本仕様ですよね。
袋に入れまして・・・。こちらの裏地は正絹の染物です。お仕立てを承る場合はお任せにさせていただきます。
口を閉めまして・・・。
きゅっとしめたら仕覆に収納完了。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
07066824650
mail@okamotoorimono.com
表地:全正絹 西陣金襴アフリカ紋様 裏地:正絹染め布 紐:正絹 中綿:真綿
注文していただくに当たって、実物を当社までお送りいただくか、お客様自身で仕覆に入れるものを採寸していただく必要があります。よろしゅうお願いいたします。