こんにちは。
京都の金襴織屋、西陣の岡本織物株式会社です。
今日から寒波が来るという話に震えております。ぶるぶる。
私は、金襴織り屋として街中で使われている金襴をこの目で見たいと金襴を探して歩き回り中々の空振り率ですが、今回は金襴地がかかっておりました。
京都市内はお地蔵さんが沢山いはるんです。その意匠の自由な事、面白い面白い。祠も多種多様。お顔も多種多様。京都にいらっしゃった際には有名な観光地も良いですが是非道端のお地蔵さんにもお目をお留めください。
今日のお地蔵さんは上京区一条通裏門東入ル南新在家町のお地蔵さん。屋根がすごい！駐車場を転用したにしては幅が狭いですしオーダーメードかしら。
祠も立派。飾り紐もきれい。
金襴地は朱地の桧垣地紋に菊唐花。
お地蔵さんは３体祀られています。
平成6年の赤いおべべが掛かっているお地蔵さん、お化粧がだいぶと取れているお地蔵さん。こちらはかなり派手やかにお化粧してはった雰囲気です。
屋根みたいな形のお地蔵さん。
そして、この看板。この「仁丹」の看板ウォッチャーさんもいはるんです。書体がいい感じ。
なつかしの仁丹看板。
西陣の西陣織屋で金襴を日々織っています岡本織物、身近に金襴製品を、という思いで「テーブルランナー」を作りました。どうぞご覧下さい。
クラッチバッグ等も作っております。弊社の金襴地をこのように使えます。
素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。
