京都 御所東の御地蔵さん ~西陣織屋のお地蔵さん見物

こんにちは。西陣の織屋、岡本織物です。毎日金襴織ってます。

金襴の説明をコトバンク様を丸々引用して。

金糸を絵緯(えぬき)として文様を織り出した織物。中国では〈織金(しよくきん)〉という。織造期は宋代とされ,日本には鎌倉時代のころ入宋の禅僧が伝法のしるしとした袈裟の裂,あるいは書画などの付属品として持ち帰った。室町時代には朝貢の返礼として,また交易品として盛んに舶載されるようになり,それらのうちで茶道の仕覆(しふく)や軸物の表装などに用いられたものが〈名物裂〉として珍重され,今日に伝えられている。金襴の名称の起りは判然としないが,元代の《事林歴記》官民服飾の条に〈四品五品金袖襴〉とあり,これが袖と襴(衣の裾につく襞)に金文のある衣服と解釈されることから,襴に金文のある〈金襴衣〉の名が日本で転じて織物の名称として用いられるようになったと思われる。

キーワードは「金」です。金の糸の入った織物が金襴。きらきらどっせ。

ところで寒くなってきましたね。焚き火の出来るお庭が欲しい季節です。焼きいも焼きたいわ☆
周りでも風邪をひいている方が多いのでみなさまお気をつけてお過ごしください。

京都市上京区に「京都御所」という「昔はやんごとなきお方が住んではった」という一画があります。今では「京都御苑」という市民の憩いの公園になっていますが昔は天皇陛下の住まいの御所の回りに沢山の公家屋敷が並ぶ屋敷街だったそうな。

禁門の変など数多の戦も経験してはる地です。いまやそんな面影は全くないのんびりした公園です。その「京都御所」の周りには北は今出川、西は烏丸、南は丸太町、と太い大通りがあって東だけは寺町通りとそれよりも西にある「?」という道があります。その寺町よりも西にある道に居たお地蔵様。祠の上に更に立派な屋根があります。

御所東のお地蔵様
御所東のお地蔵様

お顔が上品で、とても可愛いです。赤いおべべを着てはります。金襴はないけれど・・・。

御所東のお地蔵様
御所東のお地蔵様

まつげもパチパチ。きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」を歌いたくなります。

きゃりーぱみゅぱみゅって言えない人は「ドラえもん」の口調で 「きゃりーぱみゅぱみゅ~~」って言うと言えますよ♡

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