2月27日。
今日も岡本織物ブログは「金襴探し」です。岡本織物は「金襴」という布地を織る仕事をしています。そこで、金襴地が「一体どこで使われているのか?」という興味を持って金襴を探しています。そやけど、中々みつかりませんわ。お寺に行っても金襴地は法要の時以外は仕舞われている事が多いですし・・・。と思っていましたら街中のお地蔵さんに意外と金襴地が使われています。お地蔵さんってものすごく面白いですし、ブログを書くのに丁度よろしいのでは?と、私の金襴&お地蔵さんウォッチングが始まりました。
金襴を探して
お地蔵さん
神社仏閣
今日は 左京区下鴨中川原町中部のお地蔵さんです。左京区はものすごく広いのです。上京区から東に行って、賀茂川を渡るとそこは左京区。そして福井県に近い辺り(面してはいません)まで左京区は続きます。今日の左京区は下鴨神社のちょっと西側。
すごいでしょ?塀にがっちり埋まっています。どうしてこのようになったのでしょうか。道幅の狭い京都の事ですから、お地蔵さんと言えども道にせり出すこと罷りならぬ、というお達しが出て塀に埋まるしかなかったとかそういうことでしょうかね・・・。
塀がこんなに厚いとも思えませんのでこちらのお宅では一部分だけお地蔵さんの背中がお庭に飛び出ているはず。色々ご苦労がありそうです。
何度みても面白いですね。
そして発見した金襴。紫地かと思いますが、たぶん色あせたものでほんまは朱地か赤地とちゃいますかね。
お地蔵さんはノーメークの陰影派でございました。
それにしてもこの折り紙で作ってある鞠が素敵です。こういうの作り出したら楽しいのですが、きっちりあわせて作るのって難しいんですよね。
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博多リバレイン2階の福岡デザイナーズショップ「D12(ディーワンツー)」にある「watashi no ohako」(Divalize)様(tel:092-282-1300)に我が社のテーブルランナーを置いて頂いています。
お近くの方、御覧になっていただけたら嬉しいです。
匂い袋もご覧ください。大事な方への贈り物にぴったりだと思います。正絹と本金箔の織り込まれた小さな宝物をどうぞ☆包装を一新いたしました。
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今日の西陣織屋の賄い。挽肉と長芋、万願寺唐